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ブログ 2008年5月

2008年5月20日　　パソコン

ウイルス対策ソフトで検出できないウイルス

最近、ウイルス対策ソフトの検出率が下がっているような気がします。アイ・コンピュータサービスでは、ウイルス・スパイウェア・アドウェア・マルウェアなどの駆除の依頼をよく受けますが、ウイルス駆除とレジストリの修正が全て終わると、最後に、パソコンをインターネットに接続し、

　・Symantec　Security Check（オンラインスキャン）
　・ウイルスバスターオンラインスキャン
　・BitDefender AntiVirus SCAN ONLINE
　・Spybotでのスキャン

を行ってから、パソコンを返却するのですが、最後の確認で、どうもInternet Explorerの調子が悪いことがあります。先週末に預かったパソコンも、

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\IProxyProvider

に、特定のファイルを読み込むようレジストリが書き換えられ、インターネットにつなぐと、自動的にいろいろなウイルスファイルがパソコンに取り込まれるようになっていました。しかも、その特定のファイルは、ウイルス対策ソフトではウイルスとして認識しないので、普通は見つけることができません。また、Windows UpdateやYahoo!検索をしようとすると、scanner2.malware.comというURLの後に本来のURLをくっつけてアクセスするので、異常に時間がかかりました。
そのお客様は、パソコンが遅いので、動作を速くして欲しいという依頼でご来店されたのですが、Win AntiVirus Pro 2007やSystem Doctor 2006が入っていたので、いろいろ話を聞いたところ、WinAntiVirusProは、クレジットカードで購入されたとのこと。今まで、本当のウイルス駆除ソフトだと思っていたそうです。他のウイルスの駆除はできるかもしれませんが、異常にPCが遅くなりますので、お勧めしません・・・。

2008年5月2日　　パソコン

Windowsでのシャットダウンコマンド２

4/29に、Windowsのシャットダウンコマンドの話題を書きましたが、コマンドプロンプトから、コマンド入力するのは面倒です。高速シャットダウンということで、ダブルクリックするだけでシャットダウンするバッチファイルを作ってみました。

●ダブルクリックでパソコンを高速シャットダウンするバッチファイル
shutdown.bat

●使い方
上記ファイルをパソコンのデスクトップに保存します。
ダブルクリックするとパソコンを終了します。
Windows XP／Windows Vistaで動作確認しました。

●注意
起動しているソフトを強制終了してパソコンを終了しますので、保存していないファイルが開いていると、データが消えてしまいます。

2008年5月1日　　パソコン

SMARTエラー

パソコンが起動しなくて困っていると、NECのLaVie LL350/9（PC-LL3509D）を預かりました。弥生会計が入っているので、仕事にならないとのこと。パソコンの電源を入れると、以下のメッセージが出ていました。

-----------------------------------------------------------------------
SMART Failure Predicted on Hard Disk 0: TOSHIBA MK4025GAS-(PM)
WARNING:Immediately back-up your date and replace your hard disk drive.
A failure may be imminent.
Press F1 to Continue
-----------------------------------------------------------------------

F1キーを押せば、そのままWindows XPが立ち上がるのですが、SMARTエラーが出ているので、すぐにハードディスクがダメになってしまいます。読み取り不可能な不良セクタを0に置き換えて、とりあえず、新しいハードディスクに、壊れたハードディスクのコピーをしました。
初回起動時は、『深刻なエラーから復旧しました』のメッセージが表示されましたが、2回目以降は、正常にOSが立ち上がるようになり、弥生会計も無事動きました。

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