ブログ 2006年6月
2006年6月30日 パソコン
ファイル救出
Sharpのメビウスノート、PC-CL1-7DAをお預かりしました。ハードディスクから異音が発生しだしたので、Dドライブのバックアップをとっていたところ、Windowsが動かなくなったそうで、Cドライブのマイピクチャなどを救出して欲しいとの依頼でした。さすがに、異音が発生してWindowsが起動しなくなったとのことで、救出は不可能でした。状態としては、データのピックアップが正常にできていないようです。たまに読み取れる情報があるようで、インデックス情報が読めると、ファイル名が表示されることがあるのですが、実データを読み取ることはできませんでした。
7月より、交換用ハードディスク(2.5インチ ノートPC用/3.5インチ デスクトップPC用)の価格を値下げします。また、2.5インチのハーディスクについては、入荷が困難+価格が割高なため、20GB/40GBの取り扱いを中止します。最近は、ノートPCでも、100GB/120GBと大容量化しているようです。
2006年6月29日 パソコン
ディスク アクセス : センス操作が失敗しました
ソニーのVAIO、PCV-RX55をお預かりしました。Dドライブのファイル救出&ディスク交換&リカバリー&ファイルの書き戻しの依頼です。
OSが起動しなくなり、リカバリーCDからリカバリーを行うと、
『ディスク アクセス : センス操作が失敗しました』
↓ OKボタンを押す
『リカバリが正常に完了できませんでした。ユーティリティを終了して再起動します。』
とエラーが表示される、お決まりパターンです。ハードディスクが壊れているので80GBのディスクと交換となり、Dドライブのデータも無事救出できましたので、新しいディスクへの書き戻しをオプション追加し、合計23,000円でのご返却です。
ディスク アクセス : センス操作が失敗しました ソニー/バイオ(sony/vaio)
2006年6月28日 パソコン,セキュリティ
ウイルス駆除とハードディスクの消去
ウイルス・スパイウェア・アドウェアのチェックとハードディスクの完全消去、OSの再インストールの依頼を受けました。DELLのDimention
4600Cと、EPSONのEndevor NT2700です。Excel表がどんどん開いたり、知らないファイルが勝手に作成されているとのことで、
・BIOSへのウイルス感染も含めて、感染しているウイルス名とそれによる影響を教えて欲しい
・ハードディスクを完全に消去して欲しい
・安全な環境でOSのインストールをして欲しい
・ウイルス対策ソフトをインストールして欲しい
という依頼内容です。
リカバリーインストールしてからパソコンが送られてきたので、結果としては、Jwordによるものと思われるCnsMinに感染していた形跡がレジストリに残っていただけでした。
ハードディスクの消去は、データを復元されないよう、サーバやパソコンの廃棄時などに行います。通常は、0や1などで、2回程度ハードディスクを上書きします。今回は、アメリカ国防省の規格によるディスクへの書き込み方法(NSA:National
Security Agency)で、3回ディスクを上書きしました。デスクトップPCの方はディスクの容量が大きかったので、1日半かかりました。
2006年6月27日 パソコン
リカバリーCDでリカバリーできない
前日からの続きになりますが、ファイルの修復を行ってもブルースクリーンがでてしまうので、リカバリーインストールをすることになりました。シャープのMebius、PC-GP1-C5Mです。普通ですと、リカバリーCD-ROMによる再インストールは問題なく終了するのですが、このパソコンは安定動作させるまで、大変苦労しました。
DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL NDIS.SYSのブルースクリーン表示でしたので、原因としては、
・リカバリーCDの不良、もしくは、リカバリーCDのバージョンが古い
・IEEE1394 or LANのハード不良、もしくは、OS/ドライバが古い、もしくは、OS/ドライバ/ハードの相性が悪い
が考えられます。
今回は、以下のように、最新のバージョンのBIOS/OS/ドライバを利用することにより、OSのリカバリーを行い、通常動作するようになりました。
1.マザーボードのBIOSなどのバージョンアップ
→BIOS:2.05→2.25、EC/KBC:2.01→2.05へアップデート
2回目以降のリカバリーでは、本作業を実施する必要はありません
2.リカバリーCD-ROMによるリカバリー
→エラー無しで終了
3.リカバリー後の再起動
→DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL NDIS.SYSのブルースクリーン表示
→ネットワーク系のハードウェア異常、もしくはドライバの相性によるエラーの可能性が高い
4.F8キーを押してのセーフモードで再起動
→リカバリーが完了していませんの表示
→しばらくしてから自動で再起動
5.通常起動
→エラーポップアップ画面
→デバイスマネージャにて、IEEE1394のドライバが正常にインストールされていないことを確認
6.再起動×3回
→異常なし(エラー表示なし)
7.Windows Updateの実施
→アップデート中にブルースクリーン
LANのドライバが原因と考えられる
8.LANのドライバをVIA社ホームページよりダウンロードしインストール
→異常なし
9.再起動後、ブルースクリーン
→セーフモードで再起動後、通常起動し、異常なし
10.Windows Updateの実施
確認が完了できない:確認を実行できない
私のコンピュータの確認処理が完了しなかったのはなぜですか?
不明なエラーが発生しました。最寄りの製品サポート チームに問い合わせ、この問題を解決してください。
の表示
→リカバリーCDに、Service Pack 1もしくは、Service Pack 2が適用されていないため、Microsoftのサポート外となっていることが原因
11.Service Pack2の実行ファイルから、直接Service Pack2の適用
→正常終了
12.Windows Updateの実施
→正常終了
13.5でエラーが起こっていたIEEE1394を、デバイスマネージャから使用可能に変更
→正常終了
Service Pack2の適用により、IEEE1394ドライバのバージョンが新しくなったので、使用可能になったと思われる。
14.再起動後、Officeのインストール
→正常終了
15.Microsoft Update(Windows Update/Office Update)の実施×3回
→正常終了
16.ハードディスクの最適化の実施
→正常終了
xcopy /s /e /c /h g:\* h:\
2006年6月26日 パソコン
\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
シャープのMebius、PC-GP1-C5Mの、ファイル救出+リカバリーインストール+ファイルの書き戻しの依頼を受けました。パソコンを起動してみると、以下のようなメッセージが表示されました。
----------------------------------------------------------------
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした。
\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
オリジナル セットアップ CD-ROM から Windows セットアップを起動して、このファイルを修復できます
修復するには、最初の画面で'R'キーを押してください。
----------------------------------------------------------------
メッセージの通り、WindowsXPのCD-ROMで、回復コンソール起動し、以下のように選択&ファイルのコピーをします。
どのWindowsインストールにログオンしますか?
→1を選択
Administrator のパスワードを入力してください。
→何も入力せずに、Enterキーを押す。
コマンドプロンプトが表示されるので、以下のファイルを、C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\ にコピーしましょう。
c:\windows\repair\ の中にある5つのファイル
system
software
sam
security
default
コピーコマンドは、以下のようになります。
例: copy c:\windows\repair\system C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\system
再起動後、うまく動作しない場合は、下記のファイルを、C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\ にコピーすると復旧することもあるようです。RPxxの部分は、数値の小さいものは古いバックアップファイルですので、数値の大きいものから順に、5つのファイルがあるかどうか見てみましょう。
C:\System Volume Information\_restore{XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX}\RPxx\Snapshot\ の中にある5ファイル
_REGISTRY_USER_.DEFAULT (コピー時に、defaultに名前を変更する)
_REGISTRY_MACHINE_SECURITY (コピー時に、securityに名前を変更する)
_REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE (コピー時に、softwareに名前を変更する)
_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM (コピー時に、systemに名前を変更する)
_REGISTRY_MACHINE_SAM (コピー時に、samに名前を変更する)
今回は、上記の方法では、ウイルスバスターのエラーなどが発生し、安定して動作しませんでしたので、リカバリーすることにしました。翌日に続く・・・。
Windows を起動できませんでした \WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
2006年6月14日 インターネット
ホームページ公開
百歳酵素様とイメージフォーラム付属映像研究所(SEO対策サイト)様のホームページの公開を開始しました。
百歳酵素様は、介護用薬用ガングレンローションやガングレンモイスチャーローション、百歳酵素ドリンク、すぎ花粉酢など、植物原料の製品の販売サイトです。
また、イメージフォーラム付属映像研究所様は、既にGoogleランク5のホームページをお持ちなのですが、『映像制作・映画制作・アニメーション制作・学校』などのキーワードで検索にかからないということで、検索上位に表示するためのSEO対策サイトとして、ホームページ制作を行い、アイ・コンピュータサービスドメインでのホームページ公開となりました。
2006年6月12日 その他
DVDダビング
京都大学へのクラスタサーバ納品(HPC案件)で忙しく、1ヶ月半ぶりの更新です。5月末に環境設定後のサーバを納品したのですが、要望&終了していない作業&便利に使うためのプログラム作成が残っており、Red
Hat Enterprise Linux ES Version4にて、LAM/MPIクラスタ+R(統計解析ソフト)の環境を事務所内に作り、ちまちまと作業しております。Rだけでなく、JavaやCやPerlでもクラスタが動くようにしているのですが、クラスタ関連ソフト&ジョブ管理ソフトはプログラムが製作された時期が古く、最新のOSやCコンパイラでは動かないものが多いので、非常に苦労しております。
いろいろなクラスタソフトと試している中で、SCoreのインストールではひどい目にあいました。Fedora
Core 3にインストールするのであれば問題ないのですが、Enterprise Linux ES
Version4にインストールするには、マニュアル通りにコマンド1つでインストールすることができないので、ソースからコンパイルする必要があります。そして、苦労してインストールしてみると、それまで動いていた、mpiccやmpirunといったMPIコンパイル&実行コマンドが動かなくなってしまいました。Linuxの仕組みがよくわからない方が、SCoreをインストールしてしまうと、OSの再インストールをしなければならなくなってしまうでしょう。
また、DVDダビングサービスが混みあっており、来週以降の仕上がりとなります。
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