ブログ 2006年3月
2006年3月20日 パソコン
Netscapeのバックアップ
忙しすぎて、相変わらず更新ができないのですが、この10日間も、ビデオ・LD・miniDV→DVDダビング、レコード→CDダビング、写真の取り込み（CD-ROMファイル化）、ウイルス駆除、ファイル救出、SQLサーバのネットワーク復旧など、いろいろな依頼がありました。
今日も更新をさぼろうかと思ったのですが、Netscapeのメールが無くなってしまったという相談の電話＆お持込がありましたので、ちょっとだけメモしておきます。
内容は、WindowsXPのユーザの削除と追加を行ったところ、メールがなくなってしまったので、復旧したいとのこと。
ちなみに、Netscapeのメール本文は、
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Profiles\default\○○.slt\Mail
の中の、メールサーバ名（hoge.nifty.com）などのフォルダに、Inboxなどのファイルとして入っています。
メーラーを起動し、『編集』→『Mail & Newsgroups アカウントの設定』→『サーバ設定』で、『ローカルディレクトリ』欄に、上記メールサーバ名フォルダを指定してあげればいいのですが、日本語のユーザー名を使用していると、うまく設定変更できないようです。
このような時は、メールサーバ名のフォルダの名前を変えてしまいましょう。同じメールサーバでアカウントの追加を行った場合、新しい設定を見てみると、メールサーバ名が、hoge.nifty.com-1のようになっています。つまり
旧メールサーバ名フォルダ hoge.nifty.com
新メールサーバ名フォルダ hoge.nifty.com-1
のようになっている場合は、
１．新メールサーバ名フォルダの名前を変更する
hoge.nifty.com-1 → hoge.nifty.com-1back
２．旧メールサーバ名フォルダの名前を、新メールサーバ名フォルダの名前に変更する
hoge.nifty.com → hoge.nifty.com-1
３．Netscape Mailを起動する
で、古いメールが読み込まれます。エラーが出る場合もありますが、とりあえずメールを読むことができるようになります。
メールやブックマークのバックアップをする場合は、○○.sltフォルダごとバックアップして、復元する場合は、○○.sltフォルダごと上書きするのが一番簡単です。
最近、Netscapeを利用している方は少ないですが、Netscape＆Netscapeメールは、ウイルスに感染しにくいので、お勧めですよ。
Netscapeメールのバックアップ 復元 取り込み
2006年3月10日 その他
ビデオダビング
幼稚園のビデオのダビングを行いました。とはいっても、仕事ではなく、ボランティアです。子供の幼稚園の茶話会をデジタルビデオカメラで撮影したminiDVテープ×3本を1本にまとめて、急いでVHSビデオテープ×1本とDVD×7枚にダビングしたかったらしいのですが、お母様方がみなさん困っているようだったので、妻がダビングを引き受けたようです。
他の仕事が忙しく、時間はなかったのですが、飾り付けの準備、演奏や踊りの練習を頑張っていたのを見ていましたので、私もプログラムごとのチャプター挿入やきれいなメニュー画面の作成、DVD盤面への印刷など、気合を入れたいい仕事をしました。
今回のように複数のメディアにダビングする時は、VHSビデオ・ハードディスク・DVDレコーダー一体型のデッキとDVカメラがあれば、一番簡単だと思うのですが、準備（ダビング用のビデオテープを買ってこなくちゃというところから始まります）と操作が大変ですね。機材が揃っているので、アイ・コンピュータサービスでダビングした方が早いし、家電ダビングとは異なり画質もいいです。
卒業式・卒園式シーズンですが、DVカメラで撮影するときは、LPモード（長時間モード）ではなく、SPモード（標準モード）で録画しましょう。再生時に音声や映像に乱れが発生する可能性が低くなります。LPモードで録画しても、高々1.5倍に録画時間が延びる程度です。後々のためにも、テープをもう1本買った方がいいですね。
2006年3月8日 パソコン
toshiba dynabook CX1のキーボード
dynabook CX1のキーボードの調子が悪いので見て欲しいという相談がありました。先月、ハードディスクの交換を行った際も、パソコンを起動するとピピピと音がしたのですが、同じ症状です。（詳細は、2/14の記事参照のこと）
このところ、同じ障害が多いのですが、今回は、応急処置ということで、キーボードの直し方を教えてあげました。あまりにも頻繁に起こるようでしたら、toshibaに修理にだすのがいいのですが、このシリーズのキーボードは、やや作りが悪いようです。
CX1（dynabook/ダイナブック）のキーボードの故障 押されっ放し/押しっぱなし
2006年3月6日 パソコン
パソコンの電源が入らない
パソコンの電源を入れても、全く反応しないパソコンからのファイル救出依頼がありました。東芝のdynabook E7/518PMEです。（先月から、dynabookの修理ばかりやっています）
通常、パソコンがうんともすんともいわない場合、電源まわり、もしくは、マザーボードの故障の可能性が高いのですが、ノートパソコンの場合、休止状態の後、全く反応しなくなることがあります。
こういった時は、電源や電池の接触不良の可能性がありますので、いったんパソコンから電池を取り外し、ACアダプタからの電源のみでパソコンを起動してみましょう。
休止状態に入る時に保存したメモリ情報の破損が原因であることもありますので、不要なファイルの削除→ハードディスクの最適化を行いましょう。必要がなければ、システムスタンバイや休止状態を使用しないことで、不具合が起こる可能性を低くすることができます。スクリーンセーバーファイルの作りが悪く、スクリーンセーバが起動すると、割り込み処理がうまくいかずに、そのまま再起動しなくなったという事例もありました。
また、パソコンを持ち歩くときは、電源をいれたまま画面を閉じるのではなく、きちんとシャットダウンした方がいいですね。このタイミングでパソコンが壊れたという話もよく聞きます。
2006年3月2日 パソコン
Outlook Expressの修復
ユーザーアカウントを削除したり、作成したりしていたら、Outlook Expressがおかしくなってしまったという電話での相談がありました。内容としては、
１．メール本文の紛失
２．アドレス帳の紛失
３．メールの送受信ができない（サーバへの接続エラー）
というものです。
ユーザーアカウントを削除すると、同じユーザー名を作成しても、Outlook Expressの情報は復活しません。このような場合は、古いデータのインポートを行いましょう。
１．メール本文の復旧
(1)Outlook Expressを起動し、『ファイル』→『インポート』→『メッセージ』から、
『Microsoft Outlook Express 6』を選び、『次へ』を選択
(2)『Outlook Express 6 ストアディレクトリからメールをインポートする』にチェックを入れ、『次へ』を選択
(3)『参照』を押し、『C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data
\Identities\ユーザID\Microsoft\Outlook Express』を選ぶ
※ここで選ぶユーザーIDは古いユーザーのユーザーIDです。あらかじめ、詳細表示などで、Outlook Expressフォルダやファイルの更新日時を確認しておきましょう。なお、インポート時にエラーが発生して、うまくインポートできない時は、旧ユーザIDのOutlook Expressフォルダを、新ユーザーIDのOutlook Expressフォルダに直接上書きコピーすればOKです。この時、Outlook Expressのプログラムは閉じておきましょう。（Outlook Expressを起動していると、コピーに失敗します。）
２．アドレス帳の復旧
(1)Outlook Expressを起動し、『ファイル』→『インポート』→『アドレス帳』を選択
(2)『C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Microsoft\Address Book
\ユーザー名.wab』を選ぶ
３．メールアカウントの設定
(1)Outlook Expressを起動し、『ツール』→『アカウント』を選択し、『メール』タブを選択
(2)『追加』ボタン→『メール』を選択し、必要な情報を入力
※POPやSMTPサーバの情報は、プロバイダから手紙で送られてきますので用意しておきましょう。
電話での対応だったので、メールが送受信できるまでに、1時間近くかかりましたが、とても喜んでおられたので、うまく直ってよかったです。パソコン修理でお持込いただければ、すぐに直りますので、ご相談下さい。
Outlook Express メールのバックアップと復元
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